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けっして誤ることがないのは何事もなさない者だけである ロマンロランの名言

けっして誤ることがないのは何事もなさない者だけである

ロマンロランはフランスの超人気作家でしたが、第一次世界大戦が勃発するとフランス中が敵国に対して敵愾心を抱いているなか、反戦運動を展開します

ロランは自分の中の善を信じて行動に移したのです

この名言の「何事もなさないもの」というのはこのような信念に基づいた行動のことを言うのでしょう

決まりだからとか、専門家の意見だからのような他人の意見ではなく、自分自身が考えに考えてそして経験して納得した自分だけの信念が必要です

ロランは当初反戦運動で孤立しフランスに帰ることができなくなってしまいますが、同じように自分だけの信念を持つアインシュタインやガンディーらと交流を持つようになり、戦間期の平和主義運動で活躍しました

ロマンロラン

ロマンロランはフランスの作家で1915年にノーベル文学賞を受賞しました

代表作は「ジャンクリストフ」で仮にベートヴェンのような人がロランと同時代の19世紀末から20世紀初頭に生きていたら
というお話です

大河小説の起源となった超長編小説でした

当時の音楽は宮廷の貴族たちを褒めたたえるためのものでしたが、ベートヴェンは一般の人向けに作曲し発表しました

そして一作一作に芸術作品としての意味を持たせるなど、自分の信念に従って音楽の革命を行っていたのです

そんなベートーヴェンの中にロランは英雄の魂を見出します

そしてロランも同様に自分の信念に従って第一次世界大戦で即時停戦を呼びかけ反戦運動を行ったのです

ジャンクリストフの作家ロマンロランのヒューマニズムとは【ゆっくり解説 倫理】

名言はYouTubeショートに投稿してます

参考書籍です

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