沈黙することで、他の人の欠点を聞き、自分の欠点を隠します
全知全能の人はいません。どんなにスゴイ人の考えも別の視点から見れば大なり小なり欠点があるものです
ゼノンはそういった欠点をパラドックスによって暗に指摘しました
自分の欠点を隠すとあるように、指摘する側も当然欠点があるわけです
どちらが正しいと考えるのではなく、欠点が必ずあるものだとわかったうえで話すことが大事ということなんです
エレアのゼノン
エレアのゼノンは「飛んでいる矢は止まっている」のようなちょっとおかしなパラドックスを説きました
これは師匠のパルメニデスの思想を擁護するために説いたパラドックスでした
ある一面から見ればゼノンのパラドックスはおかしいと感じるのですが、パルメニデスの論理から見ると間違ったことは言っていないんです
じゃあパルメニデスの論理がおかしいかと言えば、有るものは有り、無から有は生まれないというのは科学や論理の基本です
科学や論理の基本なのにそこから導いたゼノンのパラドックスはおかしいと感じるという話なんですね
名言はYouTubeショートに投稿してます
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