- ついついテレビを見ちゃう
- ついついスマホに手が伸びちゃう
- ついついさぼっちゃう
- やらないといけないとわかっているのに他のことをしてしまい出来ない
何とかしたいよ~
やらないといけないのに、ついつい他のことしちゃいますよね。
それは悪い習慣がついてしまっているからかもしれません。
この記事を読んでわかること
- 勉強できないのは、自分の意志の力が弱いのではなく、悪い習慣が自分にしみついている
- 悪い習慣を無くしてそこに勉強の習慣を入れればよい
- 悪い習慣を無くす4つの方法
ブログを書いている人はこんな人
私は塾を経営しています。たくさんの生徒の勉強の習慣作りに携わってきました。
習慣化しようとしても、つい他のことをやってしまう。
そんな場合はどうすれば良いか、いままで指導した経験を共有します。
参考図書はメンタリストDaiGo著 『超習慣術』です。
■結論
自分の意志の力が弱いのではなく、悪い習慣が自分にしみついていることを知りましょう。
悪い習慣を無くして、そこに勉強の習慣を入れればよいです。
悪い習慣を無くす方法は大きく分けて4つあります。
- きっかけを見つける
- あえてやる
- やりにくくする
- 未来を想像する
勉強の習慣作りを邪魔する「悪い習慣」を無くす方法
勉強しようとしても、ついついゲームをしたり、テレビを見続けていたり、スマホでyoutubeを見ちゃったり、ぼーっと時間を過ごしてしまったりしますよね。
「本当は勉強しないといけないのに、なんで自分は出来ないんだ」と思わないようにしてください。
自分のせいにしてしまうと、勉強をしようとしてもできなくなってしまいます。
自分が悪いのではなく、「悪い習慣が自分にしみついている」というように考え方を変えましょう。
そうすれば、解決策は「悪い習慣を無くして、そこに自分のしたい習慣を入れる」になります。
そしてこの後に紹介する悪い習慣を無くす方法を試していきましょう。
悪い習慣を無くす方法は大きく分けて4つあるので一つ一つ試してみてください。
悪い習慣の「きっかけ」を見つける
勉強の習慣作りの記事で勉強するスイッチをつくる「ifthenプランニング」を紹介しました。
今日も頑張って勉強しなきゃ 毎日勉強するの大変だぁ みんなこんな大変なこと毎日やってるの? 実は毎日勉強する習慣がついている人は、あなたが思っているほど頑張ってないし大変だと思っていないんですよ。 勉[…]
簡単に言うと習慣化したいときは、
「もし(if)○○したらその後(then)◇◇する」のように自分で「きっかけ」を作れば良いのです。
例えば、
- 朝起きたら(if)その後(then)ご飯を食べる
- ご飯を食べたら(if)その後(then)歯を磨く
ご飯を食べることも、歯を磨くことも「よしやるぞ!」と気合を入れてませんよね。
これが習慣です。
悪い習慣にもifthenがあるはずです。
「きっかけ」(if)を探してみましょう。テレビやytoutubeはthenです。その前に何をしているか考えて、それをやめてしまえばその後(then)の行動はしなくなります。
テレビならいつも同じ場所で同じ時間に見ていませんか?
⇒いつもと違う場所に座ってみたり、時間をずらしてみましょう
ifthenは同じ場所や同じ時間のほうがより強力になります。悪い習慣を無くすには時間や場所を意識的にずらすだけでも効果的です。
やめたい習慣をあえてやる
スマホやゲームなどを意識的に行うと悪い習慣を続けにくくなります。
- 「学校行こう」
- 「部活いこう」
- 「ご飯食べよう」
- 「歯を磨こう」
あなたはこの行動を習慣的に行っていると思います。
これらは「よしやるぞ!」と思わずに、時間になったら自動的に行っていますよね。
人の行動は2つに分けられます。
- 自動的に取る行動(習慣)
- 「よしやるぞ!」と決断してから取る行動
②のように決意、決断するときに使う力を「意志の力(ウィルパワー)」といいます。
習慣化された行動はこの「意志の力」を使いません。
そして「意志の力」を使わない行動はずっと続けることができるようになっています。
反対に「意志の力」を使った行動は長続きしないように出来ています。
その性質を利用して悪い習慣をあえて「よしやるぞ!」と決意してやってみるのです。
「早く勉強しなさい!」
「そんなに遊びたいんだったらいつまでも遊んでなさい!」
こう言われると勉強したくなくなったり、あんまり遊びたくなくなったりするのは「意志の力」を使わないといけなくなったからです。
もしあなたがテレビを見てしまう習慣をやめられないのなら
「よし、本当は勉強しないといけないけど、今から1時間だけテレビを見るぞ!」
というように「意志の力」を使って悪い習慣をあえて行ってみると良いでしょう。
だらだらと続けずに「1時間」のように時間を区切ると、より「意志の力」を使うので良いです。
少しずつテレビを見ることに義務感を感じるようになってきて、見たくなくなってきます。
悪い習慣をやりにくくする
スマホを無意識のうちにさわってしまう場合は、最初にこの方法を行いましょう。
一番簡単で効果が高いです。
スマホをリビングで充電しておいて、自分の部屋に持ち込まないようにすれば、勉強の途中で絶対にスマホをいじろうとは思いません。
なぜなら、スマホを取りに行こうという「意志の力」を使わないといけないからです。
無意識のうちにスマホをいじってしまう人は、手を伸ばせばとれる範囲にスマホがある場合が多いです。
それをやりにくくするだけで効果はあります。
反対に勉強しようとしても机が散らかっていたら、勉強がやりにくいので習慣化するのが難しくなります。
机が散らかっている人はまず机をきれいにしましょう。
悪い習慣を続けたらどうなるか、未来を想像する
自分がテレビやスマホなどの悪い習慣を続けて、やらないといけないと思いつつ勉強をしなかった未来をリアルに想像してみましょう。
- 進学できない?
- ニートになる?
- 就職先がブラック企業しかなくて大変?
- 人生がハードモードになる?
悪い未来像にならないように、その原因となる悪い習慣を無くそうという力が働きます。
その想像がリアルなほど強く力が働きます。
この方法を使っている有名な人はメジャーリーガーのダルビッシュ選手です。
漫画家の羽賀翔一さんがそのエピソードを漫画にしています。
その漫画に応えて、ダルビッシュ選手も
自分は何もない未来から帰ってきたから頑張れているのです
と返信しています。
本当に設定なの?というくらい大活躍ですよね。
自分の未来を想像して今の自分がどうすれば良いかを考えて実行してみましょう。
まとめ
悪い習慣を無くして、自分が習慣化にしたいことに集中しましょう。
自分が悪いのではなく、悪い習慣が自分にあると考えて、その悪い習慣を無くす方法を試してみてください。
- きっかけを見つける
- あえてやる
- やりにくくする
- 未来を想像する
この4つを行って悪い習慣を無くし、なりたい自分になるために新しい習慣を作りましょう。