この記事を読んでわかること
自己成長するにはコンフォートゾーンからラーニングゾーンへ踏み出すこと
- コンフォートゾーンは居心地の良い空間
- ラーニングゾーンはワクワクして成長できる空間
- パニックゾーンは危険な空間
ラーニングゾーンに踏み出すには大きなチャレンジをワクワクできるようにすること
自己成長するにはコンフォートゾーンにいないか自分に問いかけることが重要
ブログを書いている人はこんな人
私は塾経営を始める前は、大手飲食企業(店長)⇒医療系企業(経理)⇒中小企業診断士試験合格⇒独立⇒塾経営と様々なチャレンジを経て現在に至ります。
チャレンジを通じて自己成長することができたから今があると思っています。
この記事では自己成長とチャレンジについて共有いたします。
参考図書及び資料
樺沢 紫苑 著 アウトプット大全
自己成長するうえで知っておきたいコンフォートゾーン
自分にとって居心地の良い場所をコンフォートゾーンと言います。
居心地が良いので、不安もなく精神的にも落ち着いている状態です。
不安がないということはすでに知っていたり経験している状態です。
コンフォートゾーンとは、自分の知っていること、経験していることだけでそこに居続けることができる空間です。
例えるなら自分の家にいるようなものです。
知っていること、経験していることだけで十分なので新しいチャレンジを必要とせず成長することができません。
チャレンジとはコンフォートゾーンを飛び出すこと
コンフォートゾーンの外側に、ラーニングゾーンとパニックゾーンがあります。
コンフォートゾーンから飛び出して、ラーニングゾーンやパニックゾーンに踏み出すことをチャレンジと言います。
- ラーニングゾーン 学ぶ領域
- パニックゾーン パニックになる領域
チャレンジと言っても、パニックゾーンに踏み出してしまうと、パニックに陥ってしまいます。
成長するためにはラーニングゾーンに踏み出す必要があります。
ラーニングゾーン、パニックゾーンともに、自分の知らないこと、経験したことがない領域です。そこに飛び出そうとすると恐怖や不安を覚えます。
ラーニングゾーンとパニックゾーンの違い
ラーニングゾーン、パニックゾーンは未経験の世界ということは一致しています。
大きな違いは『想像がつく』『想像がつかない』です。
わかりやすい例で言うとお化け屋敷がパニックゾーンです。
『入ったことのない場所』、『真っ暗』、『お化けが出てくることは知っているけどいつ出てくるかわからない』のがお化け屋敷ですよね。
- 入ったことのない場所・・・知らない世界
- 真っ暗・・・見通しが利かずゴールが見えない
- いつお化けが出るかわからない・・・いつアクシデントがあるかわからない
この3要素があると人は恐怖を感じてしまいます。
チャレンジしなさいと言われても、チャレンジできないのはパニックゾーンを恐れてチャレンジできないのです。
ラーニングゾーンは旅行と同じ
一方恐れずチャレンジして成長する人もいます。
成長する人はパニックゾーンではなくラーニングゾーンに踏み出しているのです。
ラーニングゾーンを例えるなら旅行です。
- 行ったことのない場所・・・行ったことはないけど行き方を調べた
- スケジュールを立てている・・・見通しが立ち、ゴールも明確
- アクシデントが起きたら対処できる・・・アクシデントが起きても安心
始めて行く場所でも、行き帰りの道を調べたり、スケジュールを立てて帰ってくる日もわかっている状態です。アクシデントが起きても旅先で助けてもらう方法を調べておけば安心できます。
国内旅行はいいけど、海外旅行は怖いという人は、国内旅行はラーニングゾーンで、海外旅行は未知の要素が増えパニックゾーンと認識しているからです。
旅行に行けば、見たことのない景色を見たり楽しいことを実際に体験することができます。それが学びです。
ラーニングゾーンに踏み出すにはワクワクが大事
旅行に行こうと思って行き返りのルートを調べたり、泊まるホテルを選んだり、どんなところを回ろうか考えますよね。
その時旅行の楽しさを想像してワクワクしていると思います。
このワクワクがラーニングゾーンのサインです。
- 怖さ=パニックゾーン
- ワクワク=ラーニングゾーン
ということになります。
意識的にラーニングゾーンに踏み出して学ぶことで自己成長ができる
怖さからワクワクに変えていくには、次の3つポイントを抑えておけば大丈夫です。
- 行き方を決める
- ゴールが明確
- アクシデントの対応策
『①行き方を決める』と『②ゴールが明確』はセットです。
ゴールを決めて、そこから今やることまで逆算して計画を立てます。これを後方プランニングと言います。
- 目標点数を決める
- 目標点数に到達するために月ごとの目標を決める
- 月ごと週ごとの覚えることを明確にして、今日は何をするかを決める
高校受験の例です。【高校受験】第1志望合格までの計画づくりの方法の記事で後方プランニングについては詳しく書いてあります。
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行き方を決めるときは最初のアクションまで決めないと安心できません。
空港⇒飛行機⇒ニューヨークよりも
最寄りの駅にバスで行く⇒成田空港駅⇒飛行機⇒ニューヨークのように最初のアクションが身近なほうが良いですよね。
アクシデントを予想することで安心できる
知らないことが起きるから恐怖を感じるようになっています。お化け屋敷はいつお化けが出てくるかわからないから怖いんですよね。反対にお化けが待っている場所を知っていると怖くなくなってしまいますよね。
自分で予想できるアクシデントを上げていきましょう。
勉強なら
- 途中でサボったりしないか?
- サボってしまうのはどんな状況で?
- ゲームやスマホを優先してしまうか?誰かに誘われてサボってしまわないか?
のように自分の決めたルートをそれるアクシデントをあらかじめ予測しておきましょう。
予測のつくものを考えて、その対策を練るだけでも安心できます。
このように事前準備をしっかり行うことで、最初のアクションをするときにその道が自分をさらに成長させてくれる期待感からワクワクすることができます。
このような事前準備をしっかりできる人は、チャレンジを楽しんでどんどん自己成長ができるようになります。
自己成長するために、今がコンフォートゾーンなのかを問いかけよう
コンフォートゾーン、ラーニングゾーン、パニックゾーンを解説しました。
チャレンジして自己成長するにはラーニングゾーンに自分の身を置かなくてはなりません。
パニックゾーンは恐怖を感じるので『行かない』、『すぐに逃げる』の2択です。
コンフォートゾーンは居心地が良いのでずっと居続けてしまいます。
コンフォートゾーンにいることが悪いことではありません。
しかしチャレンジして自己成長したいと思うなら、『今自分はコンフォートゾーンにいるのではないか?』という問いかけをしてみてください。
定期的に問いかけることで、自己成長するために新しいチャレンジを探すようになります。
そして新しいチャレンジを見つけたらワクワクするような計画を立ててラーニングゾーンに踏み出しましょう。