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朱子学の朱熹

唐末期から始まった古文復興運動やそれに伴う経典解釈を中心とした儒学は批判されていました
そして宋の時代に周敦頤や二程子が現れ、ヨーロッパやイスラーム、インドのような形而上的な世界観から物事を体系立てて説明する学問に変わっていきます

朱熹はその流れ(道統)を継ぎ、宋の儒学をまとめ上げ、のちに朱熹の名前から朱子学と呼ばれるようになります

朱子学は、日本はもとより、朝鮮半島やベトナムなどの漢字圏にも大きな影響を与えました

そんな朱子学の動画をアップしましたが、ここではメインじゃない部分を少し話そうと思います

古之学者為己、今之学者為人

古の学者は己の為にし
今の学者は人の為にす

昔の学者は自分のために学問をして、今の学者は人の為にしていると孔子は言っています

人の為に学問をするというのは、他人に良く思われたいという意味です

今の時代で言うなら他人に評価されて出世したい、スキルをお金に変えたいみたいな意味でしょうか

そのような学問ではいけないと孔子は論語で言っているわけです

自分のための学問というのは自分自身をよく知り感情を抑えて行動できるようにしよう!っていうことです

このブログでも紹介したメタ認知みたいな話ですよね

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勉強の振り返り(フィードバック)に欠かせないメタ認知を知ろう

朱熹は若い頃に儒学の他に禅宗にもハマっていて朱子学にも静坐といって座って心身を静める瞑想法があるんです

静坐にしても禅宗の坐禅にしても心を落ち着けて瞑想することはメタ認知を高める効果があると言われています

実は昔からメタ認知は大事だよって考えられていたんですね

朱子学 朱熹の思想 理気二元論とは【ゆっくり解説 倫理】

今の話は全く関係なく朱子学について解説しています

良かったら見てください

参考書籍

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