この記事を読んでわかること
志望校を決めたら、次の3つで目標を現実的にします
- 数値化
- 細分化
- 具体化
そのあと過去問分析を行ってどこで点数を取るか考えましょう。
ブログを書いている人はこんな人
私は塾を経営しています。
中学生は毎年7月に部活を引退して本格的に受験勉強に突入します。
期間の長い受験勉強では、目標に向かってコツコツ積み重ねる成功体験をしてほしいと思い指導しています。
目標を明確にする方法について指導している内容をこのブログ記事で共有します。
■結論
第1志望校を決めたら、国語、数学、英語、理科、社会それぞれ具体的に何点取ればよいか調べましょう。
1科目ごとの目標点を決めたら、正解を何問上乗せしないといけないか明確にしよう。
過去問を分析してどの範囲を勉強していくべきか明確にしよう。
<高校受験>第一志望合格のための目標の設定方法
志望校を決めただけで、どうすれば合格できるかを考えることができない生徒がほとんどです。
理由としては情報不足、目標を数値化して取り組む経験がないことがあげられます。
『目標を数値で明確にして、そこに向かってどうやってたどりつくか』を受験という機会を利用して経験することが大切です。
受験は目標を数値化しやすいです。数値化された目標に向かってコツコツ積み上げる経験をしておくと、一見大きい目標と感じることでも、どうすれば達成できるか考えることができるようになります。
目標を数値化したら細分化する
5教科で350点とらないといけないのに、学校のテストや実力テストで250点くらいしか取れていない場合、100点も上乗せしないといけません。
100点というと大きい数字です。大きい数字は現実感をなくします。
現実感のない数字ではやる気が起きなくなってしまいます。
100点は5教科で取ればよいので1教科にすると20点です。
数値の目標からさらに具体的な目標を決めていきます。
過去問から配点を調べます。配点が高い問題、低い問題がありますが一番数の多い配点を目安にしましょう。
例) 千葉県 2020年理科配点 2点11問 3点26問
この場合、1つの正解で3点と考えます。
この場合、20点上乗せするには7問正解を増やせば良い事がわかります。
千葉県2020年の理科の場合は、出題範囲が大きくわけて9個あります。その範囲の中に3~4問ずつ配置されています。
範囲のことを大問と呼び、大問ごとに特徴があります。
過去問を解く前に分析に使う
大問の傾向を分析する
過去問は問題を解くだけでなく、過去数年間、大問がどのように配置されてきたか分析することにも使うことができます。
分析するときは問題形式やどんな範囲から出題されているかという切り口で分析すると良いです。
問題形式・・・計算問題、選択問題、記述問題、実験問題、読解問題、漢字問題など
問題の範囲・・・歴史(近代)公民、地理(世界)、地学(天気)生物(植物)文章読解(説明文)など
問題形式や範囲を良く分析してみよう!
過去問購入の注意点
著作権によって問題文や問題に使われる写真がつかえないため、一部省略されてしまっているものもあります。
とくに国語は文章を省略されてしまうことが多いので、省略されていないものを選びましょう。
目標設定ができたら次はゴールから逆算して予定を決めていきましょう。
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