勉強しようと思うけど気が進まない(スマホぽちー)
始めるまでに時間がかかる(スマホぽちー)
どうしてもスマホいじっちゃう!
こんな悩みにお答えします。
この記事を読むことで
- サッと始められるようになります
- 始めてしまえば集中して勉強に取り組めるようになります
ここで紹介する方法を試してみてください。
結論は
- 勉強という行動を細かく分ける
- 1番目の行動を始める
これができればやる気が出て勉強に集中することができます。
しかし『とりあえず勉強』ができなくて悩んでいると思います。
例えば、せっかく勉強しようと思っても、
- ついついスマホをいじってしまう
- 用もないのにラインで友達と話してしまう
- なんとなくYouTubeを見てしまう
こんなことありませんか?
鈴木祐著『やばい集中力 1日ぶっ通しで頭が冴えわたる神ライフハック45』 という本を参考に、スマホをいじってしまう原因と解決策について説明していきます。
勉強よりもスマホを優先してしまう理由
勉強をしないといけないのに・・・
と思いつつスマホをいじってしまいますよね。
大事なことよりも目の前にあるスマホをとってしまう行動は『達成バイアス』と呼ばれる心理現象が働いています。
『達成バイアス』とは大変そうだと思っていることよりもすぐに終わることや簡単なことから始めてしまう心理的な現象です。
LINEやYouTubeなどもそうです。
勉強という大変なことと比べて
画面を触れば簡単に始められるスマホを優先するように脳が勝手に決めてしまうのです。
やらないといけない勉強の量が多かったりすると余計にそこから目をそらしたくなる心理が人にはあります。
これは心理的に誰でもそうなっています。
アメリカの医師が、忙しいほど症状の軽い患者さんを先にみてしまうという例もあります。
医師ですらそうなのです。
しかしこの『達成バイアス』という心理現象をうまく使うことで勉強に集中できる方法もあります。
簡単なものから始めたいという心理を使えば脳が勝手に優先してくれるのですから、勉強という行動をスマホよりも簡単なものにすればよいのです。
勉強という行動をスマホよりも簡単にしてしまう方法
勉強がなかなか始められない人は勉強が大変なことだと心の奥で思っています。
心の奥にあるものは簡単に変えることはできません。
そこで解決策として分ける方法をお勧めします。
『勉強をする』と一言に行っても
- 椅子に座る
- カバンから問題集と筆記用具を出す
- 今日勉強する範囲を確認する
- 理科の問題①を解く
- ・・・
など実際に勉強を始めるまでにすることがたくさんあると思います。
まずは『勉強をする』というひとつのかたまりではなく、
勉強という行動を一つ一つ分解して
- 1番目に何をするか
- 2番目に何をするか
書き出してみましょう。(紙に書くことが必要です)
先ほどの例では1番目に椅子に座るという行動を書き出しました。
『達成バイアス』の現象を利用する場合、
1番目の椅子に座ることよりもスマホを手に取る方が大変になってしまえば、
『達成バイアス』が働いて椅子に座ることを優先するはずです。
例えばスマホを椅子より遠くに置くなどするだけでもこの心理は働きます。
とりあえず始めるには『5のルール』というカウントダウンをする方法と合わせて行うとより効果的です。
5のルールについて詳しくは集中力を高めるために知っておきたい『古い脳』と『新しい脳』の記事で紹介しています。
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勉強が始まってしまえばやる気が出て集中できる理由
椅子に座るという作業が終わると、脳は達成感を感じることができます。
達成感を感じるとドーパミンというやる気や集中力を高めてくれる脳の物質がでます。
そうすると少し難しい作業も脳はこれならできると思って集中して取り組んでくれるようになります。
つまり勉強をとりあえず始めてしまえば、そのあとはやる気も出て集中して勉強ができるということです。
勉強の途中でスマホをいじらない方法
勉強の内容も何をするか細かく分けるとさらに良いです。
達成感を感じることでどんどんドーパミンを出していきましょう。
×問題集を5ページ進める
〇問題集の1ページ目(一問一答)
問題集の2ページ目(計算問題)
問題集の3ページ目・・・
のように一つ一つ『出来た!』と思える細かいハードルを自分で作ってみましょう。
ハードルは人によって違います。
簡単すぎても達成感は得られません。
難しすぎるとスマホのほうが簡単に感じて勉強中にスマホをいじってしまいます。
人それぞれ難しく感じるハードルは異なるので、
勉強の途中でスマホをいじってしまったら
これはハードルが高すぎたと思って次はもう少し細かく分けてみてください。
このような心理的な理由があるのでスマホをいじってしまったからと言って落ち込まないでください。
『じゃあ次はこうしよう!』と前向きに考えて自分を操るテクニックを一つずつ身につけていきましょう。
まとめ
- 勉強しようと思っていてもスマホをいじってしまうのは心理的な理由がある
- 人は誰でも簡単なものを優先してしまう心理的な現象がある
- 勉強を始める前の行動を細かく分けて、スマホをいじるよりも簡単だと脳に思わせよう
- 勉強内容も細かく分けてスマホをいじるよりも勉強したほうが簡単だと脳に思わせよう
- 勉強途中でスマホをいじっても落ち込まないで、次はハードルの設定を細かく分けてみよう
- 自分を操るようになればいつでもやる気を出せるようになります