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書いて記録に残すことが自己成長につながります

  • 2020年5月20日
  • 2020年10月13日
  • 書く力
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【中学生、高校生向け】書いて記録に残すことで自己成長につなげよう

ノートにまとめても一度見直したらそれで終わりだよね。

忘れたときに見直すだけなら教科書に書き込むのもアリだな!

勉強したことをノートに書くと、見直し以外にも役割があります。

だからノートに書いたほうが良いですよ。

 

この記事を読んでわかること

  • 自己成長につなげるノートの振り返り方法がわかります。
  • ストレスに強くなる方法がわかります。

 

ブログを書いている人はこんな人

私は塾を経営していて、アウトプットの方法を指導をするようになってから、生徒の合格実績が向上しました。

開業2年目以降は9割の生徒が第1志望を合格しています。

この記事ではアウトプット方法の一つ『書く』について共有させていただきます。

参考図書は樺沢紫苑著 『アウトプット大全』です。 

 

■結論

勉強や考えたことは『書く』ことで記録に残ります。

あとで見返すことで、次はどうすれば自分は成長できるか考える材料になります。

自分を振り返る癖をつけておけばストレスにも強くなり受験勉強にも役立ちます。

 

書いて記録に残すことで自己成長につなげよう

【中学生、高校生向け】書いて記録に残すことで自己成長につなげよう

インプット(脳に入力)したことをアウトプット(脳から出力)することで覚えることができます。

インプット=聞く、読むだけではすぐに忘れてしまいます。

アウトプット=書く、話すはインプットが無いとできません。

そしてインプットの質が低ければ、アウトプットの質も低くなります。

インプットの質を高めるに方法は次の3つです。

  1. より良い先生に出会いインプットを手伝ってもらう
  2. より良い教材を使い良質なインプットを行う
  3. より良いインプット方法を身につける

上2つは他人任せです。

良い先生に巡り合えなければそれまでですし

自分に合った良い教材が無ければどうしようもありません。

しかし3番目のより良いインプット方法を身につけることは自分で出来ます。

そのためには『書く』ことで記録に残すことが有効なのです。

 

客観的に自分を見つめることで次のインプットの質を高める 

自分が何か覚えるためにノートに書き残すことでいつでも振り返ることができます。

ノートを見て振り返る目的は2つあります。

  • 忘れていないかもう一度確認するため
  • 次のインプットの質を向上させるため

次のインプットの質を向上させるには過去の自分を振り返ることが必要です。

そのためにノートを見直すということです。

 

次のインプットをよくする方法

コーネル式ノートで説明します。

コーネル式ノートを活用して勉強しよう

 

①の授業のメモの部分

『授業で先生の話聞き逃しちゃった。』

?を書いておいてあとで先生や友達に聞きましょう。

先生や友達に聞いた内容を赤ペンで書くようにしましょう。

そうすることで『ここは聞き逃したところだ』とすぐにわかります。

なぜ聞き逃してしまったのか?自分に問いかけましょう。

  • 集中できていなかったから?
  • 難しい内容だったから?
  • おしゃべりしてたから?

のように何か原因があるはずです。

それを自分なりに考えて

  1. 原因は◇◇だったから
  2. 次は聞き逃さないために〇〇しよう

というように考えます。

 

③のまとめの部分

『自分なりに考えてまとめたけどテストの問題で間違えちゃった。』

テストの正しい解答を赤ペンで書き加えるようにしましょう。

①と同じようにどうしてまとめがうまくできなかったか

  1. 原因
  2. 次はどうするか

を考えましょう。

原因を探すことが難しい場合もあるので先生にアドバイスをもらうのもアリです。

 

このように、自分が間違ってしまったことを赤ペンで書くことでいつでも自分はこの時はこういう失敗をしたということがわかります。

自分の失敗を見るのはあまりいい気分ではないですよね。

でも、自分の失敗や欠点を客観的に受け止めることがとても大事です。

次の章で説明します。

 

日記を書いてストレスに強くなろう

日記を書いてストレスに強くなろう

日記と聞くと、夏休みの宿題などでその日の天気や絵、文章を書かないといけないというイメージはないでしょうか。

日記は目的をもって書くことが大事です。

目的をはっきりさせていれば1行でも良いです。

先生に提出するのではなく未来の自分へ提出すると思って書いてみましょう。

 

日記をつける理由とメリット

1日を振り返って日記を書くと、自分の考えや言動、行動について考えるようになります。

その中には反省点もあるので、自分の性格、長所や短所を客観的に考えることができます。

自分を客観的に観察できるようになると、レジリエンス(心のしなやかさ)が鍛えられます。

レジリエンスの高い人はストレスに強くなります。

ストレスに強い人は粘り強く物事を続けることができるので、受験勉強に強くなります。

今日からコツコツ日記を書いてレジリエンスを高めていきましょう。

 

日記を続ける方法

参考図書の『アウトプット大全』の著者である樺沢紫苑先生はyoutuberでもあります。

先生は動画の中で3行ポジティブ日記というものを勧めておられます。

今日良かったことを3つ見つけて書こうというものです。

良い事がたくさんあれば3つに限らずたくさん書けば良いですし、

良いことが無いというのであれば、自分で良いことを作ってみようというものです。

この3行ポジティブ日記を少し変えて、『今日勉強で頑張ったこと』を1つ書いてみましょう。

思いつかなかったら明日はどう頑張ろうか考えて書いてみましょう。

慣れてきて毎日書けるようになってきたら、

今日頑張ったけど明日はこう工夫すればもっと良くなるというようなことを1つ書いてみましょう。

1行でも良いです。考えを積み重ねることが大切なので毎日書くようにしましょう。

 

日記アプリを使おう

机に座って日記帳に書くことが一番良いですが、続けることが一番大切なので自信が無ければアプリを使いましょう。

毎日続けるなら習慣化できるようにしましょう。

  1. スマホのタイマーを利用して、21:00にスマホを鳴らす。
  2. 今日の振り返りを行う。
  3. アプリを開いて日記を書く。

これなら全てスマホで完結して楽にできます。

コツコツ続けるには頑張らずに、楽ですぐできるような仕組みを作る方が良いです。

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