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アウトプットが勉強で一番大事です!

  • 2020年9月16日
  • 2020年10月28日
  • 勉強法
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勉強ではアウトプットが一番大事です。

なぜなら、アウトプットというのは、『書く』『話す』ことだからです。

『書く』『話す』というのは、テストの答案を『書く』面接で『話す』ことです。

教科書をたくさん読んでも、テストや面接で書いたり話したりすることはできません。書いたり話したりする練習を繰り返さなければできません

その練習が勉強におけるアウトプットです。

勉強というと学校の授業を連想するので、『勉強する=先生の話を聞く』という図式になりがちですが、先生の話を聞いたり、講義動画を見たりするのはインプットです。

インプットで脳に入れた情報をアウトプットで自在に出すことが知識を活用することにつながります。

アウトプットのない勉強は勉強ではありません。何をアウトプットするか目的を持って勉強すると勉強も効率よくできます。

そんなアウトプットについて解説をしていきます。

インプットについてはこちらの記事を読んでみてください。

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インプットとは【インプットを効果的に行う方法も解説】

 

アウトプットとは

アウトプットとは

アウトプットとは英語で『出力』を意味する単語です。

最近は出力という意味のほかに、自分の持っている知識や経験を編集し表現するという意味で使われるようになっています。

例えば仕事で会議のプレゼン資料を作るという状況があったとします。
その場合、自分のもっている知識や経験を資料にすることがアウトプットです。

勉強なら、学校の授業で習ったことをテストや入試で解答用紙に書くのがアウトプットです。

インプットとアウトプットの違い

先ほど例であげたプレゼン資料作りなら、知らないことがあればアウトプットに必要な情報を集めて資料を完成させなくてはなりません。
知らないことを調べることをインプットと言います。

勉強の例なら、学校の授業で先生から新しい範囲のことを教わったり、問題の解き方を教わることがインプットです。

インプットとは知らない情報、新しい情報を自分の中(脳)に入れる作業のことを言います。
対してアウトプットはインプットした情報を自分の外に出力する(データ、文字、映像、音声にする)ことを言います。

 

アウトプットとアウトカムの違い

アウトプットと似た言葉でアウトカムという言葉があります。
アウトカムというのはアウトプットの先にあるものです。

具体的には

良いプレゼン資料を作ったので会議がうまくいった⇒自分の評価が上がった
受験勉強を頑張って入試で合格点が取れた⇒大学に入学できた

このようにアウトプットを通じて得られる成果のことをアウトカムと言います。

インプットからアウトカムまでの順番は次のようになります。

  1. インプット(情報を脳に入れる)
  2. アウトプット(もっている情報を脳から出す)
  3. アウトカム(良いアウトプットによって得られる成果)

大学に合格したい!(アウトカム)なら、

  1. 参考書を読んで(インプット)
  2. 参考書の内容を問題集で確認、模擬試験で確認(アウトプット)、合格点をいつでも出せる(良いアウトプット)ようになれば
  3. 合格(アウトカム)

大学に合格したいのに、参考書しか読んでいなければ合格できないということです。 

 

勉強におけるアウトプットの意味

勉強におけるアウトプットの意味

勉強でのアウトプットをもう少し詳しく解説します。

インプットが授業を聞いたり、教科書を読んだりして情報を脳に入れることに対し、アウトプットは聞いたり読んだりした内容を整理して紙に書いたり、声に出したりすることを言います。

簡単に分けると次のようになります。

見る、聞く・・・インプット
書く、話す・・・アウトプット

暗記したり、教科書の文章を読んで理解しようと頑張たのに覚えられない場合、アウトプットが足りません。

インプット3に対してアウトプットは7の割合で時間を使った方が良いとされています。

なぜならアウトプットを繰り返さないと脳に記憶させることができないからです。

聞いたり、読んだりした内容はアウトプットによる繰り返しが一番早く身につくようにできています。

『覚える』『記憶する』というのは長期記憶に保管することを言います。
長期記憶に保管するにはリハーサルと言って繰り返し思い出す必要があります。

『勉強を楽にする記憶のメカニズム』という記事で詳しく解説しています。

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頭の中で繰り返し唱えるだけでは記憶するのに時間がかかります。
なぜなら脳は手を動かしたり、声を出したりすることで覚えたい内容を脳が注目して記憶しやすくなるためです。

なぜ手を動かしたり声に出したほうが記憶しやすいかは

『書いて覚えなさい』と『書いて覚えるのは時間の無駄』どちらが正しい?という記事で詳しく解説しています。

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アウトプットはトレーニングする必要がある

アウトプットはトレーニングしないと上達しません。
例えば教科書に書いてあることをそのまま言ってもアウトプットとはいえません。

今日は何を覚えたの?
徳川家康は、関ヶ原の戦いで石田三成に勝利し、1603年に征夷大将軍になり江戸幕府をひらいた
それ教科書の文章をそのまま言ってない?


このように教科書などに書いてあることをただ単に復唱しているだけでは良いアウトプットとは言えません。
『情報を整理』して『自分の言葉』にしてアウトプットすることが大事です。

勉強における良いアウトプットはインプットした情報を自在に操ることができるようになることが条件です。

良いアウトプットにするためにはインプットも良くしないといけません。

アウトプットを行ったら、いったん自分の行ったインプットとアウトプットを反省して次にもっと良くするにはどうすれば良いか考えましょう。

このように反省して次に生かすことをフィードバックと言います。

フィードバックは先生もしてくれますが、自分でも出来るようになると高速で成長できます。

 

アウトプット方法

アウトプット方法

アウトプットする方法は『書く』と『話す』です。
ここでは具体的なアウトプットの方法をいくつか紹介します。

話す

勉強したことを記憶に残す一番楽で簡単な方法は話すことです。

なぜなら声に出すという運動をともなうので脳が刺激され記憶に残りやすいからです。

とくに英単語を覚えるときは発音しながら覚えると効果的です。

ひとり言<家族や友達に話す<教える

効果はひとり言が一番小さく、誰かに教えることが一番効果があります。

英単語だとWordHolicというアプリが入力した単語を発音してくれるアプリです。発音した単語をまねすることでリスニング力とスピーキングを鍛えることができます。

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読書のアウトプット

本を読んだら必ずアウトプットをしましょう。

夏休みの宿題で出ている読書感想文というのは読書アウトプットの練習です。本を読んでアウトプットすることは勉強では基本中の基本です。

教科書や参考書を使って勉強してますよね。
本や教科書をなんとなく最初から読み進めても効率の悪い勉強になってしまいます。
『何をアウトプットするか』を決めて本を読むと効率よく勉強できます。

読書感想文の書き方の記事でも『何を目的にして読むか』の重要性について紹介しているので読んでみてください。

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ちなみに本の読み方、本を読んでそれを実行するという経験が無いと大人になって苦労します。
仕事なら業務マニュアルがあったり、マニュアルがない仕事でもさまざまな本から情報を仕入れて自分の行動をアップデートしないといけないからです。

 

歴史(日本史、世界史)の アウトプット学習の例

日本史や世界史は年代、人物、できごと、地域などさまざまなキーワードがあり、それをつなげることが必要です。

ブレインストーミングやコンセプトマップで情報を整理する勉強方法は日本史や世界史でも使うことができます。

覚えたキーワードをブレインストーミングで洗い出し、コンセプトマップでまとめます。

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コンセプトマップで勉強しよう

 

年表でアウトプットする方法もあります。

教科書や資料集についている年表を自作してみる方法です。
まったく真っ白な状態から始めても良いですし、
世紀や時代区分、人物、出来事などアウトラインを作っておくのも良いです。

 

ノートでアウトプット学習をする

ノートはアウトプットの基礎です。

書くという動作をすることで脳が活性化することがわかっています。

ですので勉強するときはノートに書く、授業で先生の話を聞くときはメモを取りながら聞くようにすると活性化した脳にどんどん情報が入ってくるようになります。

脳が活性化する以外にもノートには次のメリットがあります。

  • 忘れても良いようにメモ代わりにする
  • 自分が覚えたことをノートにまとめて情報を整理
  • 整理した情報から応用できることはないか考える

忘れても良いようにする

『忘れても良いように』というと忘れちゃったらダメじゃんと思うかもしれません。しかし人は一度にたくさんのことを覚えることができないようになっています。

たくさんの情報が頭の中に入ると、一度脳に入った情報をどんどん忘れてしまいます。そのため忘れても良いような状態にしておかないと、聞き逃せない情報まで忘れてしまうのです。

情報を整理する

授業で聞いた情報どうしをくっつけることで記憶に定着することができます。ノートに一度書いて終わりではなく、見直してみて『これはどういうことだっけ?』と思い出してみましょう。

ノートの役割について詳しく解説した記事があるので読んでみてください。

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整理した情報から考える

ノート術の一つコーネル式ノート術は次の3つの手順を踏んで知識を活用する練習ができます。

  1. 授業のメモを取る
  2. キーワードを抽出
  3. キーワードからまとめを書く

コーネル式ノート術について詳しく解説した記事があるので読んでみて下さい。

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友達に教える

友達に教えることはアウトプット方法としてはもっとも効果のある方法です。

教えるとなると少し責任を感じますよね。そのためきちんと理解しようと勉強することができます。

そして伝えるときも伝わりやすいように内容を組み立てて話すので理解がさらに深まります。

教えるときのコツは

  1. 結論
  2. 理由
  3. 具体的な例
  4. まとめ

この順番で話してあげると相手に伝わりやすいです。

参考記事で詳しく解説していますので読んでみてください。

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樺澤紫苑著アウトプット大全には次のようなことが書かれています。

インプットをすると、脳の中の情報や知識は増えます。しかし、インプットだけでは、現実的な変化は何一つ置きません。
一方アウトプットは『行動』です。アウトプットして初めて、現実世界に対して変化や影響を与えることができるのです。
本を100冊読んでも、まったくアウトプットしなければ、現実の世界は何一つ変化することはありません。
インプットは『脳内世界』が変化するだけ。アウトプットして初めて『現実世界』を変えることができます。

樺澤紫苑 著『アウトプット大全』より引用

まったくその通りで私自身この言葉をもっと早く知っていればなぁと本書を読んで思いました。ぜひ皆さんもアウトプットをして『現実世界』を変えてみてください。

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