簡単な勉強方法ないかな。
すぐにできるものがあるといいな。
勉強はなるべく効率的に進めたいですよね。
簡単にできるものでスキマ時間でも勉強できると効率が上がります。
この記事を読んでわかること
- 話すことが簡単にすぐできる勉強方法だということがわかります。
- 具体例としてアプリを使った英単語の覚え方についても解説します。
ブログを書いている人はこんな人
私は塾を経営していて、アウトプットの方法を指導をするようになってから、生徒の合格実績が向上しました。
開業2年目以降は9割の生徒が第1志望を合格しています。
この記事ではアウトプット方法の一つ『話す』について共有させていただきます。
参考図書は樺沢紫苑著 『アウトプット大全』です。
■結論
勉強したことを記憶に残す一番楽で簡単な方法は話すことです。
声に出すという運動をともなうので記憶に残りやすいです。
英単語を覚えるときは発音しながら覚えると効果的です。
話すことは簡単にできる勉強方法
話すだけなので道具もいりません。家族や友達に昨日勉強したことを話すだけでも記憶に残る効果があります。
勉強した内容を脳に大事と思わせよう
教科書を読んだり、授業を聞いただけでは脳はその内容を大事とは思ってくれないです。
あなたが『これは大事なこと』だと思っていても、アウトプットをしなければ、『大事なこと』とは思ってくれないのです。
声に出す勉強法の効果の大きさ
ひとり言<家族や友達に話す<教える
効果はひとり言が一番小さく、誰かに教えることが一番効果があります。
人に話すとより重要感が増して脳は大事だと思ってくれます。
さらに教えるとなると、責任感がともない、覚えた内容を整理して伝わりやすいように話すので記憶が整理されます。
教える方法は1.結論2.理由3.具体的内容4.まとめの順番が良いです。
具体的には【中学生、高校生向け】教えることは最高の勉強方法の記事に書いてあるので参考にしてください。
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効率的に勉強したいなら2週間のうちに3回話そう
教科書で読んだことや、授業で聞いたことの記憶にも消費期限があります。
短いものだと数秒で忘れてしまいます。
勉強や本を読んだ内容なら2週間のうちに話したり、ノートにまとめたりすることでアウトプットしましょう。
それも1回ではなく、3回くらいアウトプットしないと脳は大事だと思ってくれません。
勉強で知っておきたい海馬のしくみ
2週間という理由は脳の仕組みにあります。読んだり聞いたりした内容は海馬というところに一時保管されます。
この海馬というところは聞いたり読んだりしたことを、すぐに忘れて良いものかどうか決めて大事なもの以外は忘れるようにしています。
『これは大事』と判断したものだけが、側頭葉という長期間忘れない場所で記憶できる仕組みになっています。
自分で『これは大事』と思っていてもアウトプットを2週間で3回するなどして、脳に『これは大事』と思わせないといけないのです。
勉強方法の具体例として英単語の覚え方を説明します。
受験勉強で英単語を学習するときは、
単語の意味
発音
この2つを覚えることが最重要です。
理由は英単語や英文で解答する問題よりも、英文を読んで答える問題が多いからです。
そしてリスニング問題の配点も上がっているので発音の重要性も上がってきています。
ここでは単語帳アプリのWordHolicを使って勉強してみましょう。
表面に英単語、裏面に意味を登録します。
(たくさんの単語を一度に登録するにはグーグルドライブを使うと楽にできます。)
このアプリは登録した単語を発音してくれるので、その発音をまねすれば良いです。
聞く(インプット)だけでは覚えられません。
話す(アウトプット)を必ずしましょう。
WordHolicでの勉強例
- スライドショーの再生ボタンを押す
- アプリが英単語を発音する
- マネして発音する(スペルを見ながら)
- 単語の意味を確認する(声に出す)
この順番で進めてみてください。
見る、聞く(インプット)、発音(アウトプット)の順番でどんどん覚えていきましょう。
1回で満足せずに2週間で3回行うことも大事です。
300個英単語を覚える場合
月 | 火 | 水 |
1~100 1回目 | 101~200 1回目 | 201~300 1回目 |
木 | 金 | 土 |
1~100 2回目 | 101~200 2回目 | 201~300 2回目 |
日 | 月 | 火 |
1~100 3回目 | 101~200 3回目 | 201~300 3回目 |
水 | 木 | 金 |
1~101できないもの | 101~200できないもの | 201~300できないもの |
土 | 日 | |
300個は慣れていないとできないと思います。
ですので、自分にあう量(30個、100個など)を決めて進めましょう。
あまりに多くしすぎるとやる気がなくなってしまいます。
はじめは絶対にできると思える量から始めましょう。
それをクリアしたら次は少し増やしてみましょう。
例えば
最初は全部で30個、1日10個
クリア出来たら次は全部で40個 1日13~14個
のように少しずつ増やすと自分の成長が感じられて楽しくなります。