注目キーワード

KPTを勉強の振り返りに使ってみよう

以前は振り返り方法の一つYWTを紹介しました
今回はKPTという有名な振り返り方法があるので紹介します。

 

YWTの振り返り方法については記事を書いてあるので読んでみてください。

関連記事

やっとテストが終わった 当分勉強のこと考えなくていいね! ちょっとまった!テスト勉強の振り返りをしておこう 振り返りをするまでが勉強だよ   テストや受験勉強が終わって振り返りをする人と、振り返[…]

勉強の振り返り(フィードバック)に欠かせないメタ認知を知ろう

 

KPTとYWTの違い

YWTは次のような順番で振り返りをすると良いという方法です。

  • Y=やったこと
  • W=わかったこと
  • T=次にやること

KPTも同じように頭文字をとっています。

  • K=keep(維持すること、続けること)
  • P=problem(問題点、改善すべきこと)
  • T=try(次に挑戦すること)

KPTはYWTの『Y=やったこと』を省略して『W=わかったこと』をKとPで分類します。

勉強したあとに

  • 良い方法だったと思ったらkeep(続ける)
  • この方法はイマイチだったと思ったらproblem(改善する)

振り返って良い点悪い点を区分けすることが特徴です。

勉強の振り返りではproblemばかりに目がいってしまうとモチベーションや効率の面で良くないのでkeepを重点的に振り返ると良いです。

 

K=keep(維持すること、続けること)

K=keep(維持すること、続けること)

keepはやってみて『よかった方法』や『褒められた方法』を続けていくために振り返ります。

理由は良かった方法を続けたほうが勉強の効率が良くなることと、モチベーションアップにつながるからです。

何もない状態で勉強を続けていくのは大変です。

『とりあえず勉強を始める』ことでやる気は出ますが、『とりあえず始める』ためにいろいろな力を借ります。

  • 義務感を感じる
  • やらされる状況になる
  • 習慣の力を使う
  • モチベーションを高める
  • 自己効力感を高める

どうして『始める』ためにいろいろな力を借りるかというと、勉強して効果があるのかという疑問を心のどこかで思っているからです。

KPTのkeepは勉強してみて効果があったことを中心に振り返ってみましょう。

うまくいったり、効果があったことを振り返り、文字にすることで『この方法で勉強すれば少なくともこれだけの効果がある』という『確信』を持つことができます。

その『確信』が次の勉強にスムーズに入るためのきっかけになります。

『確信』を持てるような勉強の方法をたくさん持っていれば、『とりあえず勉強を始める』ことが容易になります。

この『確信』を自己効力感と言います。

自己効力感については『自分ならできる』と思えるようになる5つの方法という記事を書いているので参考にして下さい。

KPTを勉強の振り返りに使うときは、モチベーションの面から考えるとKが一番重要です。

良かったこと、うまくいったこと、褒められたこと、続けていきたいことなど、たくさん書き出してみましょう。

 

P=problem(問題点、改善すべきこと)

P=problem(問題点、改善すべきこと)

problemはやってみて『よくなかったこと』や『失敗したこと』を繰り返さないために振り返ります。

『よくなかったこと』や『失敗したこと』を繰り返してしまうとどんどんモチベーションが下がってしまいます。

そうならないためにも、『よくなかったこと』や『失敗したこと』の原因はやり方を変えるか、その方法はやらないようにしましょう。

P=problem(問題点、改善すべきこと)の注意点

注意点はproblemばかりを考えないことです。

うまくいかなかったことに目がいってしまいがちですが、ここでたくさん問題点をあげることはお勧めできません。

理由は2つあります。

  • モチベーションが下がる
  • 全ての問題を解決するのは効率的ではない

モチベーションが下がる理由はできない点をたくさんあげてしまうと、自分の心にダメージを与えるからです。『自分はダメだなぁ』と感じるのはモチベーションに悪い影響を与えます。

全ての問題を解決するのは効率的ではない理由は、やり方を変えること(新しい方法を試すこと)は大きなエネルギーを使うからです。

ですので、問題点の中でも『これはすぐに直さないと』と思うものを1〜3つにしぼって直していきましょう。

パレートの法則といって『大事なことは全体の2割だけ』という経験則があります。この法則は様々なところで活用できます。

問題点がたくさんあっても、重要度ごとにA、B、Cのランクをつけて、重要なものだけ直すようにしてみましょう。それだけでも改善効果は高いです。

“いますぐ”直すところはどこだろうと考えて問題点を出していきましょう。

勉強時間が長いのに成績が上がらない人に知ってほしい2つの法則』の記事でパレートの法則について解説しています。

 

T=try(次に挑戦すること)

T=try(次に挑戦すること)

tryは次に挑戦することを意味します。

しかし挑戦という言葉にとらわれると、problem(問題点)の改善ばかりに目が向いてしまいます。

前の章で述べたとおり、問題点の改善は1〜3つまでにしましょう。

それよりも良かった点を続けていくほうが大切です。

振り返りに慣れてきたら、良かったことをもっと良くするにはどうすればいいか考えてみましょう。

良かったことを続けていくことも習慣化という意味では挑戦です。

良かったことをもっと良くするにはどうするか考えて実行することも挑戦ですよね。

 

KPTのフォーマット

KPTフォーマット

シンプルに左側に良かったこと直したいことを書き出します。

それをもとに、Tに何を書くか考えましょう。

良かったことはそのまま続けるでも良いですし、もっと良い方法はないか考えて書くことも良いです。

問題点については、直すことは1〜3つくらいにしておきましょう。

単純に『〇〇はもうやらない』と書くだけでも良いです。

 

KPTとYWTどちらが良いか

勉強の振り返りについて2つの振り返り方法を紹介しました。

YWTは最後のTがそのまま次のWになるため振り返りのサイクルを回しやすいというメリットがあります。

振り返りを習慣化しやすいという面ではYWTがお勧めです。

KPTはK(良かったこと)を重点的に振り返ることでモチベーションも上がり勉強を続けやすくなります。

モチベーションが向上しやすいという面ではKPTがお勧めです。

そこでおすすめなのは、YWTのWをKとPに分けて考えることで、良いとこどりをしちゃいましょう。

  • Y=やったこと
  • K=続けたいこと
  • P=直したいこと
  • T=次にすること

振り返りは繰り返し行うことで少しずつ効果が高まっていきます。

振り返りを習慣化しつつ、モチベーションもあげられるようにKPTとYWTの良いとこどりで振り返りをしていきましょう。

 

勉強法 フィードバック

最新情報をチェックしよう!