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長い時間集中できるポモドーロテクニックとは

  • 2020年6月23日
  • 2020年10月14日
  • 集中力
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勉強方法をマネし続けて身につける

友達と一緒に塾で自習したけど、なんであんなに長い時間頑張れるの?

なんか途中で飽きてきちゃったよ

このままじゃまずいよな・・・

何とかしたい!

 

この記事を読んでわかること

  • 普通は長い時間ずっと集中できない。
  • 練習して、少しずつ集中できる時間を伸ばしていこう。
  • 集中⇒休憩⇒集中のリズムを身につけよう。
  • ポモドーロテクニックで練習しよう。

 

ブログを書いている人はこんな人

私は塾を経営しています。たくさんの生徒を見てきましたが、『うちの子集中力がないんです』とおっしゃる保護者さんが多くいました。

しかし、集中力と一口に言っても勉強に入る時、勉強中など場面によって使う力が違うということを知らない方がほとんどでした。

この記事では集中力でも『長い時間集中するには?』という部分を共有させていただきます。

 

参考図書はメンタリストDaiGo著『自分を操る超集中力』です。

 

長い時間ずっと勉強に集中できる人の特徴

長い時間ずっと勉強に集中している人の特徴

結論から言うとずっと集中してるように見えているだけです。実は集中と休憩を繰り返しています。

長く勉強に集中しているように見える人が正解です。

人を含めてものを食べて生きている生物はずっと集中することは難しいです。

例えば、草食動物なら一生懸命草を食べることだけに集中していたらライオンに食べられちゃいますよね。

常に周囲を警戒して、短時間だけ目の前のことに集中するようにしないと死んでしまいます。

長い時間一つのことに集中してしまった生物は淘汰されて、周囲を警戒していた生物が生き残っているのでしょう。

これは人間にも名残として残っています。

勉強中も他のこと考えたりしてしまいますよね。脳は今までの記憶と勉強の記憶をつなげていろいろなことを考えてしまうようにできています。

ですから、『自分は生まれながらに長い時間集中できないんだ』とは思わないようにしましょう。

とはいえ長く集中したい時もありますよね。次の章では練習すれば集中時間を伸ばせることを紹介します。

 

長い時間の集中は練習して身につけよう

長い時間の集中は練習して身につけよう

前の章でも解説した通り、長い時間集中しているように見えることはできます。

自分なりの『集中⇒休憩⇒集中』のリズムを作れるようにしていきましょう。

ここで大事なのは

なるべく早く集中状態にはいれるようにすることです。

集中するのに時間がかかっていたら、すぐに休憩になってしまいますよね。

休憩が終わったあと、また集中するのに時間がかかっていたら、勉強する時間が短くなってしまいますよね。

早く集中できる練習をして、『集中⇒休憩⇒集中』のリズムを作っていきましょう。

 

ポモドーロテクニックで練習する

ポモドーロテクニックで練習する

シリロさんというイタリアの人が考案した集中するためのテクニックです。

1.達成しようとするタスクを選ぶ

2.キッチンタイマーで25分を設定する

3.タイマーが鳴るまでタスクに集中する

4.少し休憩する(5分程度)

5.ステップ2~4を4回繰り返したら、少し長めに休憩する(15分~30分)

 

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』ポモドーロ・テクニックより

主に有名なのは1〜4の流れです。

簡単にいうと25分集中して5分休憩、休憩が終わったらまた25分頑張ろうということです。

4回以上繰り返す場合は量が多すぎるので、やるべきことをもっと細かく分けたほうが良いです。

ポモドーロテクニックの注意点①

25分間集中するときは一つのことだけを行いましょう。

例えば、勉強するにしても、『25分のうちに数学と英語をやろう』というのはナシです。

何かひとつこれだけをやるというのを決めてから始めましょう。

人が一番集中できるのは、目の前の一つのことに集中するときだからです。

 

ポモドーロテクニックの注意点②

25分は案外すぐに終わります。

もう少しできると思っても休憩をするようにしてください。キリの良いところまでというのはナシです。

この範囲あとちょっとなんだけど』と思って休憩にはいると、脳は無意識のうちに、今やっていた勉強について考えてくれます。

その脳の働きによって、次の25分に取り掛かる際に、すぐに集中できるようになります。

 

ポモドーロテクニックの注意点③

休憩中はできれば椅子から立ち上がって軽く体を動かすと良いです。

勉強と体を動かすことは脳の別の場所を使います。

勉強中お休みしていた、体を動かす脳の部分を刺激してあげることで脳が活性化します。

脳の活性化によってさらに集中力が高まる効果が期待できます。

勉強の休憩だからといってスマホや本を読んだりすると、脳があれもこれも興味を持ってしまい、集中力が下がってしまうのでやめておきましょう。

 

ポモドーロテクニック具体例

ここまでの注意ポイントを踏まえて具体例を解説します。

勉強する科目と範囲を決めましょう。

  • 今日は数学の計算をするぞ!(何を勉強するかはっきりさせる)
  • 勉強に集中!

25分後

  • 途中式書き始めたところだけどタイマーがなったから休憩しよう!(タイマーがなったら絶対に休憩)
  • ちょっと伸びをしてトイレに行こう(立ち上がって歩こう)

5分休憩終了

  • よしさっきの計算の続きをやろう(違うことはやらない

25分後

  • はい今日の勉強終わり!

勉強の振り返りをして『よし集中できた!』と自分を褒めましょう。

こんな感じで、25分を2セットやってみてください。

2セット行う理由は休憩後にすぐに集中できるようにするためです。

休憩中も脳は無意識のうちに勉強した内容を考えているため、休憩後の勉強はスムーズに集中状態に入ることができます。

スムーズに集中状態になる感覚をつかむことができれば、『集中⇒休憩⇒集中』のリズムを作りやすくなり、長い時間勉強することができるようになります。

 

ポモドーロテクニックのアプリ

ポモドーロテクニックのアプリもあるので活用してみましょう。

どのアプリでも良いですが、時間になったら音が鳴るほうがやりやすいです。

(音がなったら強制的に休憩や勉強に取り掛かる癖をつけられるため)

App Store

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チーンと音が鳴ります。

 

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